驀山渓 曹組
梅1洗妝真態、不作鉛華御。
2竹外一枝斜、想佳人天寒日暮。
3黄昏院落、無処著清香、風細細、雪垂垂、何況江頭路。
4月辺疏影、夢到消魂処。
5結子欲黄時、又須作廉繊細雨。
6孤芳一世、供断有情愁、消瘦損、東陽也、試問花知否。
梅
1化粧を洗って真の姿、おしろいをつけない花粉。
2竹の向こうに一枝が斜めに伸びている、あの人を想って空は寒く日は暮れて。
3黄昏の庭、清らかな香りをとどめる処はない、風はそよそよ、雪はちらちら、まして河辺の路なれば。
4月のそばにまばらな影、夢は寂しい処に到る。
5実を結んで黄色くなろうという時、また必ず廉にこまかい雨が降る。
6独り一世を香り、愁いある人に捧げ尽くすから、私は痩せ衰えて、あの東陽のようになってしまったことを、花は分かっているのかどうか、尋ねてみたい。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2「竹外」句:蘇軾「和秦太虚梅花」詩に「江頭千樹春欲暗、竹外一枝斜更好(江頭の千樹 春 暗らからんと欲し、竹外の一枝 斜めにして更に好し)」とある。 「想佳人」句:杜甫「佳人」詩に「天寒翠袖薄、日暮倚修竹(天寒く翠袖薄く、日暮れて修竹に倚る)」とある。 6東陽:南朝梁の沈約が、かつて東陽守だった。そのために痩せて「沈腰」になった故事、借りて自らを喩える。
梅
1妝を洗って真の態、鉛を不作い華御。
2竹の外に一枝が斜めに、佳人を想って天は寒く日は暮れて。
3黄昏の院落、清香を著める処は無い、風は細細、雪は垂垂、何況て江頭の路なれば。
5子を結んで黄く欲うという時、又た須ず廉に繊細い雨が作る。
6孤り一世を芳り、情愁の有るひとに供断す、消瘦損えて、東陽であることを、花は知っているのか否か、試問い。
mò shān xī
1 xǐ zhuāng zhēn tài,bú zuò qiān huá yù.
2 zhú wài yì zhī xié,xiǎng jiā rén tiān hán rì mù.
3 huáng hūn yuan luò,wú chù zhuó qīng xiāng,fēng xì xì,xuě chuí chui,hé kuàng jiāng tóu lù.
4 yuè biān shū yǐng,mèng dào xiāo hún chù.
5 jié zǐ yù huáng shí,yòu xū zuò lián xiān xì yǔ.
6 gū fāng yí shì,gōng duàn yǒu qíng chóu,xiāo shòu sǔn,dōng yáng yě,shì wèn huā zhī fǒu.
0 件のコメント:
コメントを投稿