1玉台掛秋月。
2鉛素浅・梅花伝香雪。
3冰姿潔、金蓮襯、小小凌波羅襪。
4雨初歇、楼外孤鴻声漸遠、遠山外・行人音信絶。
5此恨対語猶難、那堪更寄書説。
6教人紅消翠減、覚衣寬金縷、都為軽別。
7太情切、消魂処・画角黄昏時節。
8声嗚咽。
9落尽庭花春去也、銀蟾迥・無情円又缺。
10恨伊不似余香、惹鴛鴦結。
1建物に秋の月が掛かる。
2おしろいは薄く、梅の花が香りを雪に伝える。
3冰のように姿は白い、金の蓮がはりつき、ちょこちょこと歩く絹のくつ。
4雨がちょうどやんで、楼の外の群からはぐれた雁が次第に遠ざかり、遠い山の向こうでは旅人の音信が途絶えた。
5この恨み、向き合って語るのはやはり難しい、まして手紙を寄せて語ることはできようか。
6紅があせ黛が薄くなり、衣は金の糸が緩くなった、とあの人に思わせたのは、すべてあっさりと別れたからだ。
7とても切ない、悲しいとき、角笛の鳴るたそがれの頃。
8音がむせび泣いているようだ。
9散り尽くした庭の花、春は去ってしまった、月はめぐる、無情にも円かになり、また欠けて。
10私は及ばないのだと恨めしい、残り香が鴛鴦結びの帯につくほどにも。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3金蓮:女性の小さな足をいう。『南史』「斉東昏侯記」に「金を蓮花の形に削って地面に貼り、その上を潘妃に歩かせて、『此れ歩歩蓮花を生ずる也(一歩一歩あるくたびに蓮の花が生まれる)』と言った」とある。 6紅消翠減:化粧の紅が褪せ、黛が薄くなるさま。 9銀蟾:明月。
jiāng shén zǐ màn
1 yù tái guà qiū yuè.
2 qiān sù qiǎn、méi huā chuán xiāng xuě.
3 bīng zī jié,jīn lián chèn,xiǎo xiǎo líng bō Luó wà.
4 yǔ chū xiē,lóu wài gū hóng shēng jiàn yuǎn,yuǎn shān wài、xíng rén yīn xìn jué.
5 cǐ hèn duì yǔ yóu nán,nà kān gèng jì shū shuō.
6 jiāo rén hóng xiāo cuì jiǎn,jué yī kuān jīn lǚ,dōu wèi qīng bié.
7 tài qíng qiè,xiāo hún chǔ、huà jiǎo huáng hūn shí jié.
8 shēng wū yè.
9 luò jìn tíng huā chūn qù yě,yín chán jiǒng、wú qíng yuán yòu quē.
10 hèn yī bú sì yú xiāng,rě yuan yāng jié.
3冰姿潔、金蓮襯、小小凌波羅襪。
4雨初歇、楼外孤鴻声漸遠、遠山外・行人音信絶。
5此恨対語猶難、那堪更寄書説。
6教人紅消翠減、覚衣寬金縷、都為軽別。
7太情切、消魂処・画角黄昏時節。
8声嗚咽。
9落尽庭花春去也、銀蟾迥・無情円又缺。
10恨伊不似余香、惹鴛鴦結。
1建物に秋の月が掛かる。
2おしろいは薄く、梅の花が香りを雪に伝える。
3冰のように姿は白い、金の蓮がはりつき、ちょこちょこと歩く絹のくつ。
4雨がちょうどやんで、楼の外の群からはぐれた雁が次第に遠ざかり、遠い山の向こうでは旅人の音信が途絶えた。
5この恨み、向き合って語るのはやはり難しい、まして手紙を寄せて語ることはできようか。
6紅があせ黛が薄くなり、衣は金の糸が緩くなった、とあの人に思わせたのは、すべてあっさりと別れたからだ。
7とても切ない、悲しいとき、角笛の鳴るたそがれの頃。
8音がむせび泣いているようだ。
9散り尽くした庭の花、春は去ってしまった、月はめぐる、無情にも円かになり、また欠けて。
10私は及ばないのだと恨めしい、残り香が鴛鴦結びの帯につくほどにも。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3金蓮:女性の小さな足をいう。『南史』「斉東昏侯記」に「金を蓮花の形に削って地面に貼り、その上を潘妃に歩かせて、『此れ歩歩蓮花を生ずる也(一歩一歩あるくたびに蓮の花が生まれる)』と言った」とある。 6紅消翠減:化粧の紅が褪せ、黛が薄くなるさま。 9銀蟾:明月。
1玉台に秋の月が掛かる。
2鉛素は浅く、梅の花が香りを雪に伝える。
3冰のように姿は潔い、金の蓮が襯りつき、小小と凌波く羅襪。
4雨が初ど歇んで、楼外の孤鴻の声が漸に遠ざかり、遠い山の外では行人の音信を絶えた。
5此の恨み、対って語るのは猶り難しい、更て書を寄せて説ることは那堪うか。
6紅が消せ翠が減く、衣は金縷が寬くなったと、人に覚わせたのは、都て軽と別れを為たから。
7太も情切い、消魂しい処、画角の黄昏の時節。
8声が嗚咽く。
9落り尽くした庭の花、春は去也った、銀蟾は迥る、無情にも円かに又た缺けて。
10伊は不似いのが恨めしい、余香が鴛鴦結びに惹くほどにも。
jiāng shén zǐ màn
1 yù tái guà qiū yuè.
2 qiān sù qiǎn、méi huā chuán xiāng xuě.
3 bīng zī jié,jīn lián chèn,xiǎo xiǎo líng bō Luó wà.
4 yǔ chū xiē,lóu wài gū hóng shēng jiàn yuǎn,yuǎn shān wài、xíng rén yīn xìn jué.
5 cǐ hèn duì yǔ yóu nán,nà kān gèng jì shū shuō.
6 jiāo rén hóng xiāo cuì jiǎn,jué yī kuān jīn lǚ,dōu wèi qīng bié.
7 tài qíng qiè,xiāo hún chǔ、huà jiǎo huáng hūn shí jié.
8 shēng wū yè.
9 luò jìn tíng huā chūn qù yě,yín chán jiǒng、wú qíng yuán yòu quē.
10 hèn yī bú sì yú xiāng,rě yuan yāng jié.
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