帝台春 李甲
1芳草碧色、萋萋遍南陌。2暖絮乱紅、也似人・春愁無力。
3憶得盈盈拾翠侶、共携賞・鳳城寒食。
4到今来、海角逢春、天涯為客。
5愁旋釈、還似織、涙暗拭、又偸滴。
6謾佇立・倚遍危闌、尽黄昏、也只是・暮雲凝碧。
7拚則而今已拚了、忘則怎生便忘得。
8又還問鱗鴻、試重尋消息。
1草は青く、わさわさと南の路に広がる。
2暖かい柳のわたと散る花びら、やはり私と同じように、春の愁いにけだるい。
3思い出す、かんざしを拾う美しい人と、一緒に手を携えて都の寒食節を楽しんだことを。
4今や、海のかなたで春に逢い、空の果てで旅人となっている。
5愁いはしきりに除こうとしても、また織るかのよう、涙はひそかに拭っても、またひっそりと滴る。
6むだに佇む、手すりにもたれ尽くして、黄昏れてさえも、また古詩に「夕暮れの雲が集まって青い」とあったように、あの人を待ちわびる。
7捨てられるものならば今すでに捨ててしまっている、忘れられるものならばどうしてあっさりと忘れられようか。
8またさらに魚や雁に聞いて、消息を重ねて尋ねてみよう。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3鳳城:都の街、「丹鳳城」ともいう。 8鱗鴻:魚と雁は、手紙を伝えると考えられていた。
※「拾翠」は、通りが春を楽しむ人出で混んでいて、落とした玉簪を拾うさま。
1芳草は碧色く、萋萋と南陌に遍がる。
2暖かい絮と乱る紅、也り人と似て、春の愁いに力無い。
3憶得す、翠を拾う盈盈しい侶と、共に携いで鳳城の寒食を賞んだ。
4到今来や、海角で春に逢い、天涯で客と為る。
5愁いは旋に釈うとしても、還た織るかの似、涙は暗かに拭っても、又た偸と滴る。
6謾に佇立む、危闌に倚遍して、黄昏て尽も、也た暮の雲が凝って碧いと只是に。
7拚てられるもの則ば而今已に拚了っている、忘れられるもの則ば怎生て便と忘得ようか。
8又た還た鱗や鴻に問ねて、消息を重ねて尋ねて試う。
dì tái chūn
1 fang cǎo bì sè,qī qī biàn nán mò.
2 nuǎn xù luàn hóng,yě sì rén、chūn chóu wú lì.
3 yì dé yíng yíng shí cuì lǚ,gòng xié shǎng、fèng chéng hán shí.
4 dào jīn lái,hǎi jiǎo féng chūn,tiān yá wèi kè.
5 chóu xuàn shì,hái sì zhī,lèi àn shì,yòu tōu dī.
6 mán zhù lì、yǐ biàn wēi lán,jìn huáng hūn,yě zhǐ shì、mù yún níng bì.
7 pīn zé ér jīn yǐ pīn liǎo,wàng zé zěn shēng biàn wàng dé.
8 yòu hái wèn lín hóng,shì chóng xún xiāo xī.
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