2022年9月1日木曜日

143踏莎行(周紫芝)

踏莎行  周紫芝

1情似遊糸、人如飛絮、涙珠閣定空相覷。
2一渓煙柳万糸垂、無因繫得蘭舟住。

3雁過斜陽、草迷煙渚、如今已是愁無数。
4明朝且做莫思量、如何過得今宵去。

1情は蜘蛛の糸に似て、人は飛ぶ柳のわたのよう、涙をためてむなしく見つめ合う。
2河辺にけぶる柳が万枝を垂れているが、舟をつなぎ止めるすべはない。

3雁が夕陽を渡り、草が岸や渚に茂り、いますでに愁いは無数。
4明朝のことはしばらく考えまい、どうやって今宵を過ごせばいいだろう。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1閣定:涙をためたままこぼれ落ちないさま。「含涙」をいう。

1情は遊糸(くものいと)(よう)、人は飛絮(とぶやなぎのわた)(よう)涙珠(なみだ)閣定()めて(むな)しく(みつめあ)う。

一渓(かわべ)煙柳(やなぎ)万糸(えだ)を垂れる、蘭舟(ふね)繫得住(つなぎとめ)無因(すべな)くて。

 

3雁が斜陽(ゆうひ)(わた)り、草が煙渚(きし)(しげ)り、如今(いま)已是(すで)に愁いは無数。

4明朝は(しばら)思量(かんがえ)るのは做莫(やめよ)う、如何(どうや)って今宵を過得去(すごそ)うか。


tà suō xíng

1 qíng sì yóu mì,rén rú fēi xù,lèi zhū gé dìng kòng xiāng qù.
2 yì xī yān liǔ wàn mì chuí,wú yīn xì de lán zhōu zhù.

3 yàn guò xié yáng,cǎo mí yān zhǔ,rú jīn yǐ shì chóu wú shù.
4 míng cháo qiě zuò mò sī liáng,rú hé guò dé jīn xiāo qù.

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