鷓鴣天 周紫芝
1一点残釭欲尽時、乍涼秋気満屏幃。2梧桐葉上三更雨、葉葉声声是別離。
3調宝瑟、撥金猊、那時同唱鷓鴣詞。
4如今風雨西楼夜、不聴清歌也涙垂。
1ぽつんと灯の残りが消えようという時、さっと涼しい秋気が屏風に満ちた。
2梧桐の葉の上に夜更けの雨、どの葉もどの葉もポツポツとすべて別れの音をたてている。
3瑟を弾き、獅子の香炉で香をたき、あのとき一緒に鷓鴣の詞を歌った。
4いま風雨に打たれながら西の楼で過ごす夜、歌を聴いていないのに、やはり涙が落ちる。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1釭:灯。 2「梧桐」二句:温庭筠「更漏子」の「梧桐樹、三更雨、不道離情正苦。一葉葉、一声声、空階滴到明(梧桐の樹、三更の雨、道らず 離情正に苦なるを。一葉葉、一声声、空階に滴りて明に到る)」とある。 3金猊:獅子の形をした香炉。「猊」は狻猊(さんげい)、獅子のこと。 鷓鴣詞:『異物志』に「鷓鴣はその志は南を懐かしみ、北に徂(往)くを思わず、南人これを聞けば則ち家を思う、故に鄭谷の詩に『坐中亦有江南客、莫向春風唱鷓鴣(坐中亦た有り江南の客、春風に向かいて鷓鴣を唱う莫れ)』という」とある(「席上贈歌者」)。唐代すでに「鷓鴣天」という曲があった。
1一点と残釭が欲尽うという時、乍と涼しい秋気が屏幃に満ちた。
2梧桐の葉の上に三更の雨、どの葉もどの葉も声声と是て別離。
3宝瑟を調き、金猊を撥き、那時同に鷓鴣の詞を唱った。
4如今風雨の西楼の夜、清歌を不聴いのに也り涙が垂ちる。
Zhèg ū tiān
1 yì diǎn cán gōng yù jìn shí,zhà liáng qiū qì mǎn píng wéi.
2 wú tóng yè shàng sān gēng yǔ,yè yè sheng shēng shì bié lí.
3 diào bǎo sè,bō jīn ní,nà shí tóng chàng zhè gū cí.
4 rú jīn fēng yǔ xī lóu yè,bù tīng qīng gē yě lèi chuí.
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