柳梢青 蔡伸
1数声鶗鴃、可憐又是・春帰時節。2満院東風、海棠鋪繡、梨花飄雪。
3丁香露泣残枝、算未比・愁腸寸結。
4自是休文、多情多感、不干風月。
1いく声かホトトギスの鳴くのが聞こえる、可憐にもまた春の帰ってくる時節。
2庭いっぱいに春風、海棠は錦を敷いたように散り、梨の花は雪のように舞う。
3丁香が露に泣く残枝、まだ悲しい心に比べればましというもの。
4私は休文、多情多感、風月には関わるまい。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1鶗鴃:「鵜鴂」ともいう。子規・杜鵑(ホトトギス)を指す。『離騒』に「恐鶗鴂之先鳴兮、使夫百草為之不労(恐らくは鵜鴂の先ず鳴きて、夫の百草をして之が為に芳しからざらしめんことを)」とある。だが辛棄疾「賀新郎」に「緑樹聴鶗鴂、更那堪・鷓鴣声住、杜鵑声初(緑樹に鶗鴂を聴く、更に那ぞ堪えん、鷓鴣 声住み、杜鵑 声初むるを)」とあり、その詞題に「鶗鴂・鷓鴣実両種、見『離騒補注』」とあり、鶗鴂は杜鵑科の「鷹鵑」ではないかという説もある。 3「丁香」二句:賀鋳124「石州慢」の「芭蕉不展丁香結」の注、参照。 4休文:沈約、字は休文、宋と斉に仕えたが、大任に用いられず、鬱々として病になり、異常に痩せた。死後、「文」の諡が検討されたが、帝が「懐情が尽きないことを『隠』という」と言い、「隠」に改められた。
1数声の鶗鴃、可憐にも又是た春の帰ってくる時節。
2満院に東風、海棠は繡を鋪き、梨花は雪に飄う。
3丁香が露に泣く残枝、未だ愁腸い寸結に比べれば算。
4自是は休文、多情多感、風月には不干い。
liǔ shāo qīng
1 shù shēng tí jué,kě lián yòu shì、chūn guī shí jié.
2 mǎn yuàn dōng fēng,hǎi táng pū xiù,lí huā piāo xuě.
3 ding xiāng lù qì cán zhī,suàn wèi bǐ、chóu cháng cùn jié.
4 zì shì xiū wén,duō qíng duō gǎn,bú gān fēng yuè.
0 件のコメント:
コメントを投稿