2022年8月31日水曜日

139臨江仙(陳与義)

臨江仙  陳与義

夜登小閣憶洛中旧遊

1憶昔午橋橋上飲、坐中多是豪英。
2長溝流月去無声、杏花疏影裏、吹笛到天明。

3二十余年如一夢、此身雖在堪驚。
4閑登小閣看新晴、古今多少事、漁唱起三更。

夜にたかどのに登って洛中での昔の遊びを思い出す

1昔、午橋の端の上で飲んだことを思い出す、坐中はほとんど豪傑ばかり。
2長い堀には月が音もなく光を照らし、杏の花のまばらな影の中、夜明けまで笛が吹かれていた。

3二十余年が一夜の夢のよう、この身はまだあるが、とても驚く。
4しずかに楼にのぼって雨上がりを見る、古今のあれやこれや、漁師の唱が夜中に伝わってくる。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1午橋:洛陽の城南にある。 2溝:城(まち)の周囲をめぐる堀。

夜に小閣(たかどの)に登って洛中での旧(むかし)の遊びを憶(おも)う

 

1昔、午橋の端の上で飲んだことを憶(おも)う、坐中は多是(ほとんど)豪英(ごうけつ)ばかり。

2長い溝(ほり)には月が無声(おともな)く流去(なが)れ、杏の花の疏(まばら)な影の裏(なか)、天明(よあけ)に到るまで笛が吹(な)った。

 

3二十余年が一(ひとよ)の夢の如(よう)、此の身は雖(まだ)在(あ)るが堪(ただただ)驚く。

4閑(しず)かに小閣(たかどの)に登って新晴(あめあがり)を看(み)る、古今の多少事(あれやこれや)、漁(りょうし)の唱(うた)が三更(よなか)に起(ひび)く。


lín jiāng xiān

yè dēng xiǎo gé yì luò zhōng jiù yóu

1 yì xī wǔ qiáo qiáo shàng yǐn,zuò zhōng duō shì háo yīng.
2 cháng gōu liú yuè qù wú shēng,xìng huā shū yǐng lǐ,chuī dí dào tiān míng.

3 èr shí yú nián rú yí mèng,cǐ shēn suī zài kān jīng.
4 xián dēng xiǎo gé kàn xīn qíng,gǔ jīn duō shǎo shì,yú chàng qǐ sān gēng.

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