2022年8月30日火曜日

133虞美人(葉夢得)

虞美人  葉夢得

雨後同幹誉・才卿置酒来禽花下作

1落花已作風前舞、又送黄昏雨。
2暁来庭院半残紅、惟有遊糸、千丈裊晴空。

3殷勤花下同携手、更尽杯中酒。
4美人不用斂蛾眉、我亦多情、無奈酒闌時。

雨の後に幹誉・才卿と一緒に酒をリンゴの花の下に酌んで作った

1散る花はすでに風前に舞いをなし、また黄昏の雨が通り過ぎる。
2朝の庭は半ば花を残して、ただ蜘蛛の糸だけが有る、千丈も晴れた空に揺れて。

3殷勤に花の下でともに手を取り、さらに更に杯中の酒を尽くす。
4美人は蛾眉をひそめなくてよい、私もまた多情、酒宴はたけなわ、もう終わろうとしている、どうしようもない。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0来禽:植物の名。林檎(ワリンゴ)。落葉の喬木で、花のあとに実がつき、甘くて少し酸っぱい。リンゴに似て小さく、現代では「沙花」、北方では「沙果」と呼ばれる。 1「落花」句:李賀「残糸曲」に「花台欲暮春辞去、落花起作回風舞(花台暮れんと欲す 春 辞し去り、落花起りて廻風の舞を作す)」とある。

雨の後に幹誉・才卿と(とも)に酒を来禽(ワリンゴ)の花の下に()んで作る

 

()る花は已に風前に舞いを()し、又た黄昏の雨が()ぎる。

暁来(あさ)庭院(にわ)は半ば(はな)を残し、惟だ遊糸(くものいと)だけが有る、千丈も晴空(そら)()れて

 

3殷勤に花の下で(とも)に手を()り、更に杯中の酒を尽くす。

4美人は蛾眉(まゆ)(ひそ)不用(なくてよ)い、(わたし)()た多情、酒の(たけなわ)なる時を無奈(どうしようもな)く。


yú měi rén

yǔ hòu tóng gàn yù、gái qīng zhì jiǔ lái qín huā xià zuò

1 luò huā yǐ zuò fēng qián wǔ,yòu sòng huáng hūn yǔ.
2 xiǎo lái tíng yuàn bàn cán hóng,wéi yǒu yóu mì,qiān zhàng niǎo qíng kōng.

3 yīn qín huā xià tóng xié shǒu,gèng jìn bēi zhōng jiǔ.
4 měi rén bú yòng liǎn é méi,wǒ yì duō qíng,wú nài jiǔ lán shí.

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