蝶恋花 賀鋳
1幾許傷春春復暮、楊柳清陰、偏礙遊糸度。
2天際小山桃葉歩、白蘋花満湔裙処。
3竟日微吟長短句、簾影灯昏、心寄胡琴語。
4数点雨声風約住、朦朧淡月雲来去。
2小山のような美しい眉のあの人が歩くと、その水で洗われたスカートには白いデンジソウの花がいっぱいに貼りつく。
3ひがな一日、長短句の歌を小さな声で吟じる、簾の影に灯は暗く、心は琵琶の音に寄せて。
4ポツポツと雨の音が風でかき消され、朦朧と淡い月、雲は流れてゆく。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0蝶恋花:『陽春白雪』巻二にこの詞を載せて、注に「賀方回が徐冠卿の詞を改めた」とある。 2天際小山:眉が遠い山のようである。 桃葉:晋の王献之の妾の名。ここは借用して、女性の名。 湔:音は「煎」。洗う。 4「数点」二句:北宋初の李冠「蝶恋花 春暮」の前段末にこの二句がある。
1幾許春を傷しんでも春は復た暮れ、楊柳の清陰は、偏と遊糸が度くのを礙る。
2天際小山の桃葉が歩く、湔いだ裙処には白蘋の花が満い。
3竟日長短句を微さく吟じる、簾の影に灯は昏く、心を胡琴の語に寄せて。
4数点と雨の声が風で約住され、朦朧と淡い月、雲は来去る。
dié liàn huā
1 jǐ xǔ shāng chūn chūn fù mù,yáng liǔ qīng yīn,piān ài yóu mì dù.
2 tiān jì xiǎo shān táo yè bù,bái pín huā mǎn jiān qún chù.
3 jìng rì wēi yín cháng duǎn jù,lián yǐng dēng hūn,xīn jì hú qín yǔ.
4 shǔ diǎn yǔ shēng fēng yuē zhù,méng lóng dàn yuè yún lái qù.
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