2022年8月22日月曜日

089漁家傲(朱服)

漁家傲  朱服

1小雨繊繊風細細、万家楊柳青煙裏。
2恋樹湿花飛不起、愁無際、和春付与東流水。

3九十光陰能有幾、金亀解尽留無計。
4寄語東陽沽酒市、拚一酔、而今楽事他年涙。

1小雨がそぼそぼ降り、風がさわさわ吹き、どこの家の柳ももやの中。
2雨は樹にまとわりつき、花は湿って舞うことができない、愁いは限りなく、春と一緒に、東へ流れる川に付与される。

3九十日間の春の日々はあとどのくらいやら、金亀の帯を解いて留めようにも、すべはない。
4東陽の酒屋に言いつけよう、いっそ酔っぱらいたいのだ、今の楽しみがいずれ涙になろうとも。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3九十光陰:春の三ヶ月間、九十日をいう。 金亀:唐代、三品以上の官員は金亀を帯びていた。賀知章が初めて李白に会った時、その詩を見て、「天上の謫仙人(天上界から人間の世界に追放されてきた仙人)が、金亀を解いて酒と交換して飲んでいる」と評した。 4東陽:今の浙江金華市。

1小雨(こさめ)が繊繊(そぼそぼ)、風が細細(さわさわ)、万家(どこ)の楊柳(やなぎ)も青煙(もや)の裏(なか)。

2樹に恋(まと)わり花は湿って飛不起(とべな)い、愁いは際(かぎり)無く、春と和(とも)に東へ流れる水(かわ)に付与(あたえ)られる。

 

3九十の光陰(はるのひび)は能有幾(どのくらい)、金亀(おび)を解いて尽留(とどめよう)にも計(すべ)は無い。

4東陽の沽酒市(さかや)に寄語(いいつけ)よう、拚(いっ)そ一酔(よっぱら)おう、而今(いま)の楽事(たのしみ)は他年(いずれ)の涙。


yú jiā ào

1 xiǎo yǔ xiān xiān fēng xì xì,wàn jiā yang liǔ qīng yān lǐ.
2 liàn shù shī huā fēi bù qǐ,chóu wú jì,hé chūn fù yǔ dōng liú shuǐ.

3 jiǔ shí guāng yīn néng yǒu jǐ,jīn guī jiě jìn liú wú jì.
4 jì yǔ dōng yáng gū jiǔ shì,pīn yí zuì,ér jīn lè shì tā nián lèi.

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