別歷下
1無窮官柳、無情画舸、無根行客。
2南山尚相送、只高城人隔。
3罨画園林渓紺碧、算重来・尽成陳跡。
4劉郎鬢如此、況桃花顔色。
歷山のふもとで別れる
1極まることのない岸辺の柳、情けのない舟、根のない旅人。
2南山は今も見送ってくれる、ただ街は私と遠く離れてゆく。
3カラー画のような園林、川の水は紺碧、おそらく再び来るころには、何もかも色あせてしまうだろう。
4わたし劉郎の鬢はこんなに白くなった、桃の花の色は言うまでもなく。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0歷下:山東歴城県。 1官柳:官府が植えた柳、広く大通りの両脇の柳を指す。 3罨画:画家が着色した画。「罨」の音は「掩(エン)」と同じ。 紺:赤みを帯びた深い青色。 4「劉郎」二句:唐の劉禹錫が改革に失敗して朗州に左遷され、十年後に都へ戻された時に、朝廷の成り上がり貴族を謗って「玄都観裏桃千樹、尽是劉郎去後植(玄都観裏 桃千樹、尽く是れ劉郎去りて後に植わる)」と詩を作った。不愉快になった当時の権力者たちは再び播州へ左遷し、連州へ移し、夔州へ徙して、十四年後にようやく都へ戻れた。そこで「再遊玄都観」詩を作り、「百畝庭中半是苔、桃花浄尽菜花開。種桃道士今何帰、前度劉郞今又来。(百畝の庭中 半ばは是れ苔、桃花 淨(ことごと)く尽き 菜花 開く。桃を種えし道士 今 何(いづこ)にか帰る、前度の劉郞 今 又た来たる)」と詠んだ。
歷下で別れる
1極まることの無い官柳、情けの無い画舸、根の無い行客。
2南山は尚も相送ってくれる、只だ高城は人と隔れていく。
3罨画の園林、渓は紺碧、算く重び来るころは、尽も陳跡て成うだろう。
4劉郎の鬢は此の如に、桃の花の顔色は況く。
yì shào nián
bié lì xià
1 wú qióng guān liǔ,wú qíng huà gě,wú gēn xíng kè.
2 nán shān shàng xiāng sòng,zhǐ gāo chéng rén gé.
3 yǎn huà yuan lín xī gàn bì,suàn chóng lái、jìn chéng chén jì.
4 liú láng bìn rú cǐ,kuàng táo huā yán sè.
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