蝶恋花 趙令畤
1巻絮風頭寒欲尽、墜粉飄香、日日紅成陣。2新酒又添残酒困、今春不減前春恨。
3蝶去鶯飛無処問、隔水高楼、望断双魚信。
4悩乱橫波秋一寸、斜陽只与黄昏近。
1柳のわたを巻き上げて風が吹き、寒さはもう終わろうとしている。花びらを散らせて、くる日もくる日も赤く陣を成して。
2追い酒は二日酔いにさらにけだるさを加えるが、今年の春は去年の春の恨みを減らさない。
3蝶や鶯が飛び去って、尋ねるあてはなく、川に隔たれた高楼で、むかし鯉が届けてくれたという手紙を待ちわびるばかり。
4秋波のようなあの人のまなざしに悩まされた、夕陽はただ黄昏に迫ろうとしている。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3双魚信:古詩に「客従遠方来、遺我双鯉魚。呼児烹鯉魚、中有尺素書(客 遠方より来たり、我に双つの鯉魚を遺す。児を呼んで鯉魚を烹れば、中に尺の素書有り)」とある。 4秋一寸:目をいう。
1絮を巻く風頭、寒さは尽きようとして、粉香を墜飄せ、くる日もくる日も紅く陣を成す。
2新酒は残酒に又た困さを添え、今の春は前の春の恨みを不減い。
3蝶が去り鶯が飛び、問ねる処は無い、水を隔てた高楼で、双魚信を望断る。
4橫波のような秋一寸に悩乱される、斜陽は只だ黄昏に近い。
dié liàn huā
1 juǎn xù fēng tóu hán yù jìn,zhuì fěn piāo xiāng,rì rì hóng chéng zhèn.
2 xīn jiǔ yòu tiān cán jiǔ kùn,jīn chūn bù jiǎn qián chūn hèn.
3 dié qù yīng fēi wú chù wèn,gé shuǐ gāo lóu,wàng duàn shuāng yú xìn.
4 nǎo luàn héng bō qiū yí cùn,xié yáng zhǐ yǔ huáng hūn jìn.
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