1欲減羅衣寒未去、不巻珠簾、人在深深処。
2紅杏枝頭花幾許。
3啼痕止恨清明雨。
4尽日沈煙香一縷、宿酒醒遅、悩破春情緒。
5飛燕又将帰信誤、小屏風上西江路。
1うす絹を減らしたいが、まだ寒さは去らない、簾を巻き上げずに、あの人は部屋の奥にいる。
2赤い杏の枝さきに、花はどのくらい咲いているだろう。
3涙のあとは、ただ清明の雨を恨むがゆえ。
4一日中、沈香の煙がひとすじ、ゆらゆらたちのぼる。二日酔いはなかなか覚めない。悩んで、春の情緒をぶち壊す。
5燕はまた「帰るよ」という手紙を届け間違えた。小さな屏風には、あの人が向かった西江の路が描かれている。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
4沈煙香:沈香の煙と香り。沈香は、沈水香ともいい、ジンチョウゲ科の植物で、香料にする。
1羅衣を減らしたいが寒さは未去らない、珠簾を不巻いで、あの人は深深処に在る。
2紅い杏の枝頭に花は幾許やら。
3啼痕は止だ清明の雨を恨むがゆえ。
4尽日沈香の一縷の煙、宿酒は遅醒めない、悩んで春の情緒を破す。
5飛燕は又た帰ると信を誤えた、小さな屏風の上に、西江の路。
dié liàn huā
1 yù jiǎn luó yī hán wèi qù,bù juǎn zhū lián,rén zài shēn shēn chù.
2 hóng xìng zhī tóu huā jǐ xǔ.
3 tí hén zhǐ hèn qīng míng yǔ.
4 jìn rì chén yān xiāng yì lǚ,sù jiǔ xǐng chí,nǎo pò chūn qíng xù.
5 fēi yàn yòu jiāng guī xìn wù,xiǎo píng fēng shàng xī jiāng lù.
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