2021年10月6日水曜日

白石詩084陳日華侍児読書

陳日華侍児読書

1繹句尋章久未休、
2花房日晏不梳頭。
3誰教郎主能多事、
4乞与冥冥千古愁。

陳日華の侍児(じじょ)が書物を読んでいる

()(ととの)(ぶん)(さが)して(いつまで)未休(やすまな)いし、

花房(へや)には日が(たか)くなったというのに(かみ)不梳(とかさな)い。

3誰がご郎主(しゅじん)能多事(おせっかい)(させ)たのでしょう、

冥冥(くら)い千古の愁いを乞与(あたえ)るようなことを。


淳熙五年(1178)、二十四歳の作。(馬維新『姜白石先生年譜』) 0陳日華:陳華、字は日華、福州の人。淳熙五年に淳安令(浙江省金華道)となった。 1繹:理(ととのえ)る。 2花房:部屋の美称。 晏:時刻が遅い。 3郎主:「郎君」に同じ。宋代の俗語か。 4乞与:あたえる。

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