1天涯旧恨、独自淒涼人不問。
2欲見回腸、断尽金炉小篆香。
3黛蛾長斂、任是春風吹不展。
4困倚危楼、過尽飛鴻字字愁。
1天のはてで昔の恨みに、ひとり悲しんでいる、人はだれも気づかない。
2胸はりさけんばかりの苦しみを表したいが、香炉の小さな篆字香も燃え尽きた。
3黛をひいた蛾眉はいつもひそめられ、春風に吹かれても開かれないままだ。
4眠くなって高い楼でもたれていると、雁の群れが「人」の字の隊列になって、すっかり飛び過ぎていった、どの文字もどの文字も愁いを残しながら。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2「欲見」句:苦衷を訴えたい。「見」は現わす。「回腸」ははらわたがねじれる、苦痛で不安なさま。司馬遷「報任安書」に「是を以て腸は一日にして九回す」とある。 篆香:篆書体の文字に作った香、燃やして時間を計る。 3黛蛾:黛で描いた蛾眉、女性の眉毛を指す。
1天涯の旧の恨み、独自り淒涼しみ、人は不問い。
2回腸を見したいが、金炉の小さな篆香は断尽た。
3黛蛾は長も斂められ、春風にも吹不展いのに任是せる。
4困くて危楼に倚れる、飛鴻は過ぎ尽くす、字字も愁いで。
Jiǎn zì mù lán huā
1 tiān yá jiù hèn,dú zì qī liáng rén bú wèn.
2 yù jiàn huí cháng,duàn jìn jīn lú xiǎo zhuàn xiāng.
3 dài é cháng liǎn,rèn shì chūn fēng chuī bù zhǎn.
4 kùn yǐ wēi lóu,guò jìn fēi hóng zì zì chóu.
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