2022年8月9日火曜日

055清平楽(晏幾道)

清平楽  晏幾道

1留人不住、酔解蘭舟去。
2一棹碧濤春水路、過尽暁鶯啼処。

3渡頭楊柳青青、枝枝葉葉離情。
4此後錦書休寄、画楼雲雨無憑。

1私を留めておくことはできない、酔って舟の綱を解いて行く。
2波に棹さして進む、春の川。暁に鶯の啼くところを過ぎ尽くして。

3渡し場の岸辺には柳が青々として、どの枝もどの葉も別離の思い。
4このさき、手紙は寄こさないでおくれ、たかどのでの交歓はあてのないことだから。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
4錦書:女性が書いた手紙。『晋書』に竇滔の妻の蘇蕙が回文詩を錦に織って夫に贈った話が見える。032柳永「曲玉管」の注、参照。

(わたし)留不住(とどめられな)い、酔って蘭舟(ふね)を解いて()く。

碧濤(なみ)一棹(さおさ)す春の水路(かわ)、暁の鶯の啼く処を過ぎ尽くす。

 

(わたしば)(きし)楊柳(やなぎ)は青青として、枝枝(どのえだ)葉葉(どのは)(わか)れの(おもい)

()(のち)錦書(てがみ)は寄せるのを()めてくれ、画楼(たかどの)での雲雨(よろこび)(あて)が無いから。


qīng píng yuè

1 liú rén bú zhù,zuì jiě lán zhōu qù.
2 yí zhào bì tāo chūn shuǐ lù,guò jìn xiǎo yīng tí chù.

3 dù tóu yang liǔ qīng qīng,zhī zhī yè yè lí qíng.
4 cǐ hòu jǐn shū xiū jì,huà lóu yún yǔ wú píng.

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