2022年8月8日月曜日

047清平楽(王安国)

清平楽  王安国

1留春不住、費尽鶯児語。
2満地残紅宮錦汚、昨夜南園風雨。

3小憐初上琵琶、暁来思繞天涯。
4不肯画堂朱戸、春風自在楊花。

1春を留めることはできない、鶯のひなのさえずりにあふれている。
2地面は散り落ちた花で満ち、泥に汚れた宮中の錦織のよう、昨夜、南園に風が吹き雨が降って。

3馮小憐のような歌姫は琵琶を弾き始めたばかり、明け方になって天のはてに思いを巡らせる。
4美しい建物での華やかな生活にはなじめない、春風に柳のわたが自在に舞っている。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
0清平楽:『唐宋諸賢絶妙詞選』詞題下には後人のものと思われる「春晩」二字がある。 2宮錦:宮中の刺繍のある錦、落花の比喩。 3小憐:馮小憐、借りて楽妓・歌姫の名とする。もとは斉の穆后の侍女で、後主の寵姫だった。知恵と美貌があり、琵琶の名手で、歌と舞にすぐれ、後主に寵愛されて淑妃に立てられた。『北史』后妃伝、『隋書』に見える。李賀「馮小憐」詩に「湾頭見小憐、請上琵琶弦(湾頭に小憐見われ、琵琶の弦を請上す)」とあり、この詞ではその詩語を借りている。

1春を留不住(とめられな)い、鶯の(ひな)(さえずり)費尽(あふれ)ている。

2地を満たす残紅(はな)(きゅうでん)の錦の汚れ、昨夜の南園の風雨で。

 

小憐(うたひめ)は初めて琵琶を(かか)え、暁来(あけがた)天涯(てんのはて)思繞(おもいめぐ)らせる。

画堂朱戸(はなやかなくらし)には不肯(なじめな)い、春風に楊花(やなぎのわた)自在(きまま)


qīng píng yuè

1 liú chūn bú zhù,fèi jìn yīng ér yǔ.
2 mǎn dì cán hóng gōng jǐn wū,zuó yè ńán yuán fēng yǔ.

3 xiǎo lián chū shàng pí pá,xiǎo lái sī rào tiān yá.
4 bù kěn huà táng zhū hù,chūn fēng zì zài yang huā.

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