1一年春事都来幾。
2早過了・三之二。
3緑暗紅嫣渾可事、緑楊庭院、暖風簾幕、有個人憔悴。
4買花載酒長安市、又争似家山見桃李。
5不枉東風吹客涙、相思難表、夢魂無拠、惟有帰来是。
1一年のうち春はあわせてどのくらいなのだろう。
2早くも三分の二は過ぎてしまった。
3葉がこんもりと茂り、花が赤くうるわしいのは、楽しむべきことだろう。楊柳の垂れる庭の奥、暖かい風が吹きすぎる簾やカーテン、そこには憔悴した面持ちの人がいるけれど。
4長安の市で花を買い、酒を車に乗せるが、故郷の桃李には似ても似つかない。
5なるほど、春風が旅人の涙を乾かそうとしても、あの人を思う気持ちは表しがたく、夢はさらにアテにならない、どうやら引き返すのが正しいようだ。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3紅嫣:赤い花が麗しいさま。 渾可事:楽しかったと言えること。 4買花:歌を買う、妓楼で遊ぶこと。 争似:どうして似ていることがあろうか。 家山:故郷。 5不枉:なるほど~に違いない。
中華書局『宋詞三百首誦読本』注:
3渾可事:すべてつまらない事、関心に価しない事。
1一年の春事は都来て幾。
2早くも過了った、三之うち二を。
3緑は暗く紅は嫣しい、渾て可事しい、緑楊の庭院、簾と幕に暖かい風、個り憔悴れた人が有る。
4花を買い酒を載せる、長安の市、又た争て家山で桃李を見たことに似べられようか。
5不枉ど東風が客の涙に吹いても、相思は表し難く、夢魂は拠に無い、惟有だ帰来るのだけが是しい。
qīng yù àn
1 yì nián chūn shì dōu lái jǐ.
2 zǎo guò liǎo、sān zhī èr.
3 lǜ àn hóng yān hún kě shì,lǜ yáng tíng yuàn,nuǎn fēng lián mù,yǒu gè rén qiáo cuì.
4 mǎi huā zǎi jiǔ cháng ān shì,yòu zhēng sì jiā shān jiàn táo lǐ.
5 bù wǎng dōng fēng chuī kè lèi,xiāng sī nán biǎo,mèng hún wú jū,wéi yǒu guī lái shì.
私は家に帰りたいぞ。と。
返信削除そうだよねえ。この詞の中の人は、さんざ妓楼で女遊びした挙句に、やっぱりふるさとの女のほうがええわ、いうとるようですが。
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