2022年7月31日日曜日

027蝶恋花(歐陽修)

蝶恋花  歐陽修

1誰道閑情抛棄久。
2每到春来、惆悵還依旧。
3日日花前常病酒、不辞鏡裏朱顔瘦。

4河畔青蕪堤上柳、為問新愁、何事年年有。
5独立小橋風満袖、平林新月人帰後。

1私が言い難い思いを捨て去ったと言うのは誰?
2春が来るたびに、以前とかわらず悩み苦しむのに。
3くる日もくる日も、花の前で飲んでは病み、鏡に映る顔が若さを失っていることも、どうでもよいと思うのに。

4川岸の青草、岸の柳よ、くる年もくる年も、新しい愁いを抱くのは何故?
5ひとり小さな橋に立てば、風が袖に満ちる。遠く林には新月がのぼる、私が帰路についたのちに。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
3病酒:飲酒のために身体が不調なさま。 4青蕪:茂る青草。古詩「飲馬長城窟行」に「青青河辺草、綿綿思遠道(青青たる河辺の草、綿綿と遠道を思う)」とある。

 

1誰が()うのか、閑情(おもい)抛棄(すて)て久しいと。

(いつ)も春が到来()ると、惆悵(なげ)くこと、()依旧(むかしのまま)なのに。

3くる日もくる日も花の前で(いつ)病酒(ふつかよい)、鏡の(なか)朱顔(わかわかしいかお)が瘦せてしまったのも(どうでもよ)い。

 

4河の畔の青い(くさ)(きし)の柳よ、為問(たずねた)い、新しい愁いは、何事(どうし)てくる年もくる年も有るのだろう。

5独り小さな橋に立てば風が袖を満たし、平林(はやし)には新月がのぼる、(わたし)が帰った後に。


dié liàn huā

1 shéi dào xián qíng pāo qì jiǔ.
2 měi dào chūn lái,chóu chàng hái yī jiù.
3 rì rì huā qián cháng bìng jiǔ,bù cí jìng lǐ zhū yán shòu.

4 hé pàn qīng wú tí shàng liǔ,wèi wèn xīn chóu,hé shì nián nián yǒu.
5 dú lì xiǎo qiáo fēng mǎn xiù,píng lín xīn yuè rén guī hòu.

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