1庭院深深深幾許。
2楊柳堆煙、簾幕無重数。
3玉勒雕鞍遊冶処、楼高不見章台路。
4雨橫風狂三月暮、門掩黄昏、無計留春住。
5涙眼問花花不語、乱紅飛過秋千去。
1庭はどれほど奥深いのだろう。
2柳に靄がこもる、簾やカーテンのように幾重もかさなって。
3玉や螺鈿で飾り立てた馬に乗り、あの人はどこへ遊びに行ったやら。高い楼からも見えない、章台の路の向こう。
4横なぐりの雨に吹きすさぶ風、春の三か月も終わろうとしている。門を閉ざす黄昏時、どうにも引き止められない。
5涙ながらに花に尋ねるが、花は答えない。乱れ散る花びらが、私の乗るブランコのわきを飛んでいった。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
2「楊柳」二句:柳が青い霞のように、みどりのカーテンのように、重なっていること。 3玉勒雕鞍:玉で作った馬のくつわと、螺鈿で飾った馬の鞍、貴公子を表す。 遊冶:遊楽。 章台路:花街のこと、妓女がいるところ。漢代、長安に章台があり、そのしたに章台街があって、のちの妓女が多く住んだ。
1庭院の深深く、深さは幾許。
2楊柳に煙が堆なる、簾と幕が無重数も。
3玉勒雕鞍で遊冶ぶ処、楼高からは不見い、章台の路のむこう。
4雨風が橫狂る三月の暮れ、門を掩ざす黄昏、春を留住める無計く。
5涙眼ら花に問うても花は不語い、紅を乱して秋千を飛び過ぎて去った。
dié liàn huā
1 tíng yuàn shēn shēn shēn jǐ xǔ.
2 yang liǔ duī yān,lián mù wú chóng shù.
3 yù lè diāo ān yóu yě dhù,lóu gāo bú jiàn zhāng tái lù.
4 yǔ héng fēng kuáng sān yuè mù,mén yǎn huáng hūn,wú jì liú chūn zhù.
5 lèi yǎn wèn huā hua bù yǔ,luàn hóng fēi guò qiū qiān qù.
惜春
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