2022年7月29日金曜日

014清平楽(晏殊)

清平楽  晏殊

1金風細細、葉葉梧桐墜。
2緑酒初嘗人易酔、一枕小窓濃睡。

3紫薇朱槿花残、斜陽却照欄杆。
4双燕欲帰時節、銀屏昨夜微寒。

1ひそやかに秋風が、梧桐の葉を散らす。
2新酒をはじめて飲み、すぐに酔い、小窓のそばでぐっすり眠った。

3紫薇(サルスベリ)や朱槿(ブッソウゲ)は花びらを散らせ、夕陽が欄干を照らす。
4つがいの燕が南方へ帰ろうとする時節、昨夜、部屋の銀の屏風はうっすら寒かった。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1金風:秋風。秋は五行で金に属する。


1金風(あきかぜ)細細(サーサー)、葉葉(はらはら)と梧桐墜(ち)る。

2緑酒(しんしゅ)を初めて嘗(の)んで、人は酔い易い、一枕(まくら)の小窓(まどべ)で濃睡(ぐっすり)と。

 

3紫薇(さるすべり)や朱槿(ぶっそうげ)は花を残(ち)らせ、斜陽(ゆうひ)が却(おもいがけ)ず欄杆を照らす。

4双燕(つばめ)が欲帰(かえろ)うとする時節、銀屏(びょうぶ)に昨夜の微寒(うすらざむ)さ。


qīng píng yuè

1 jīn fēng xì xì,yè yè wú tóng zhuì.
2 lǜ jiǔ chū cháng rén yì zuì,yì zhěn xiǎo chuān nóng shuì.

3 zǐ wēi zhū jǐn huā cán,xié yáng què zhào lán gān.
4 shuāng yàn yù guī shí jié,yín píng zuó yè wēi hán.

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