1哀筝一弄湘江曲、声声写尽湘波緑。
2繊指十三弦、細将幽恨伝。
3当筵秋水慢、玉柱斜飛雁。
4弾到断腸時、春山眉黛低。
1哀しげに筝は「湘江曲」を奏で、緑の波立つ湘水の情景が浮かぶ。
2かぼそい指で十三弦をかき鳴らし、心のうちに隠した恨みを伝える。
3客に向かい、瞳は秋の水をたたえ、筝の上、玉柱は斜めに雁を飛ばせる。
4断腸の思いをこめて、春の山のような眉は沈む。
蔡義江『宋詞三百首全解』注:
1弄:演奏すること。 2十三弦:唐宋時代に教坊で用いられた筝は十三弦だった。清商楽には十二弦を用いた。 3秋水:瞳が澄んで明るいさま。李賀「唐児歌」に「一双瞳人剪秋水(一双 瞳人 秋水を剪る)」とある。 玉柱斜飛雁:筝に置かれた玉〔ぎょく〕の琴柱〔ことじ〕が並んで飛ぶ雁に似ているさま。 4春山:女性の眉のたとえ。『西京雑記』に卓文君が「眉毛如望遠山(眉毛 遠山を望むが如し)」とある。
1哀しげに筝は「湘江曲」を一弄で、どの声もどの声も湘(水)の波緑を写き尽す。
2繊い指が十三弦をかきならし、細かに幽恨を伝える。
3筵に当るひとに秋水は慢やかに、玉柱が飛雁のように斜めにならんで。
4断腸のおもいを弾到いた時、春山のような眉黛が低んで。
pú sà mán
1 āi zhēng yí nòng xiāng jiāng qǔ,shēng shēng xiě jǐn xiāng bō lǜ.
2 xiān zhǐ shí sān xián,xì jiāng yōu hèn chuán.
3 dāng yán qiū shuǐ màn,yù zhù xié fēi yàn.
4 tán dào duàn cháng shí,chūn shān méi dài dī.
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