2022年7月29日金曜日

011浣渓沙(晏殊)

浣渓沙  晏殊

1一曲新詞酒一杯。
2去年天気旧亭台。 
3夕陽西下幾時回。

4無可奈何花落去、似曾相識燕帰来。 
5小園香径独徘徊。

1新しい詞を歌うのを聴きながら、酒を飲んだ。
2去年もこんな天気だった、あの人と過ごした亭台。
3夕陽が西の空に沈む。いつまた会えるか分からない。

4どうすることもできないまま花は散り、昔なじみの燕が戻ってきた。
5小さな庭、花の香りのただよう小路を、私はひとりうろうろと歩く。

蔡義江『宋詞三百首全解』注:
45無可奈何:晏殊の「示張寺丞王校勘(張寺丞王校勘に示す)」詩に「上巳清明仮未開、小園幽径独徘徊。春寒不定斑斑雨、宿酔難禁灧灧杯。無可奈何花落去、似曾相識燕帰来。梁園賦客多風味、莫惜青銭万選才」とあり、三句が一字違うだけで同じ。

1一曲の新しい(うた)に、酒一杯。

2去年とおなじ天気(そら)(なじみ)亭台(あずまや)

3夕陽が西に(しず)む、幾時(いつ)また()えるだろう。

 

無可奈何(どうしようもな)く花は落去()り、(かつ)相識()っていた(よう)な燕が帰って来る。

小園(にわ)香径(こみち)を、わたしは独りで徘徊(うろうろ)する。


Huàn xī shā

1 yì qǔ xīn cí jiǔ yì bēi.
2 qù nián tiān qì jiù tíng tái.
3 xī yáng xī xià jǐ shí huí.

4 wú kě nài hé huā luò qù,sì céng xiāng shí yàn guī lái.
5 xiǎo yuán xiāng jìng dú pái huái.

0 件のコメント:

コメントを投稿