2024年10月9日水曜日

宋詩044 西台にて思う所を哭す

西台哭所思  謝翺

1残年哭知己、白日下荒台。
2涙落呉江水、随潮到海回。
3故衣猶染碧、后土不憐才。
4未老山中客、惟応賦八哀。

 残年(としのせ)知己(とも)(文天祥の死)を()けば、白日(たいよう)()れはてた(西)(だい)のかなたに(しず)む。

(なみだ)呉江(ごこう)(富春江)の(みず)()ち、(しお)(したが)(うみ)(いた)って(めぐ)る。

(かたみ)(ころも)(いま)(みどり)()まっている、后土(ちのかみ)は(文天祥の)(さい)不憐(あわれまな)かったのか。

未老(まだおいていな)山中(さんちゅう)にひそむ(わたし)は、()八哀(はちあい)(詩)を(つく)って(その魂を)なぐさめることにしよう()

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