1鶴氅如烟羽扇風、
2寄情芳草緑陰中。
3黒頭辦了人間事、
4来看凌霜数点紅。
自ら画像に題く〈『硯北雑志』に見える〉
1鶴氅は烟の如、羽扇で風をおくる、
2情を寄せる、芳草の緑陰の中に。
3黒頭に人間の事を辦了た、
4凌霜が数点か紅をつけているのを来て看ている。
制作年、未詳。 0周錚「姜夔画像雑考」(『文物』1987年第4期)に、画像の拓本が現存する、という。刻石のため模本を描いた許乃谷によると、原画は南宋・白良玉の作という。 1鶴氅:白地に黒い縁取りで、鶴の羽根をかたどったように袖が丸くなっている上着。道袍。 3黒頭:青年から壮年。まだ白髪頭になっていない、の意。 4凌霜:木芙蓉のこと。拒霜花ともいう。『硯北雑志』巻下は「夜霄(ノウゼンカズラ)」に作る。
0 件のコメント:
コメントを投稿